【未解決事件】『石井 舞ちゃん行方不明事件』の真相に迫る -9- 【考察シリーズ】

※これはかつて、家族が寝静まる深夜に自宅から7歳の少女が姿を消した『石井 舞ちゃん行方不明事件』に関する記事の完結編【パート9】です。本記事をお読みになる前に、ぜひとも【パート1~8】をお読みください。

【未解決事件】『石井 舞ちゃん行方不明事件』の真相に迫る -1- 【考察シリーズ】
【未解決事件】『石井 舞ちゃん行方不明事件』の真相に迫る -2- 【考察シリーズ】
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【未解決事件】『石井 舞ちゃん行方不明事件』の真相に迫る -8- 【考察シリーズ】

目次

『石井 舞ちゃん行方不明事件』:本記事による考察

本記事で重要視する証言や状況

5時20分頃


開きっぱなしになっていた2階玄関ドア―。これを見つけた当初、気に留めずに事務所で仕事をしていた賢一さんであったが、どこか胸騒ぎを感じて舞ちゃんの様子を確認しに行く。ここでちょうど起きてきた友達姉妹が賢一さんに舞ちゃんがいないことを伝える。舞ちゃん失踪発覚。

5時48分頃


Kが郡山駅から始発電車に乗車。

6時23分頃


Kを乗せた電車が船引駅に到着。

6時30分頃


Kが帰宅。一家が騒然としている中、Kは就寝する

⇒警察に通報したりと、家中の人間が騒いでいる中、Kはまるで他人事。当然といえば当然である。

『石井 舞ちゃん行方不明事件』:総括

  • 舞ちゃんは人一倍怖がりかつ慎重な性格なので、いくらKの誘いであっても暗い深夜に遊びに出ることはあり得ない。
  • Kはかつて暴走族に入っており、補導歴がある。悪い交友関係もあり、裏社会とのつながりも十分考えられる。石井さんの会社で働きはじめてからも、シンナー吸引など素行は悪かった。
  • Kは賢一さんに対して恨みを持っていた。それを晴らしたいと考えるならば、賢一さん本人ではなく、その家族(子ども)を奪うことが最も有効あることは分かる。
  • Kが事件の真相を知っていることは間違いない。実際、Kは当時交際相手であった賢一さんの姪に、「舞ちゃんはみんなが探しているところにはいない」との発言をしている。さらに、Kは「奇跡の扉 TVのチカラ」というTV番組に出演した際、番組内で「時が来たら真実を話します」との意味深な発言をしている。
  • この事件は複数犯によるもの(賢一さんも同様に考えている)。
  • Kの犯行は計画的だった(しばらく前からタイミングを計っていたか)。
  • 事件当夜はKが犯行を実行するための条件がすべて揃った夜だった。(「舞ちゃんが大人と一緒に就寝していない」「賢一さん両親が飲みに出かけていた」「ヨシ子さんが入浴」)
  • Kの犯行は24日22時30分頃から23時頃のわずか30分ほどの間に行われた。
  • 身内の犯行である(石井さん宅は非常に複雑な造りで、その内部構造を知る人間でないとこれほどスピーディーに犯行を実行はできない。現場検証でも外部からの侵入の形跡はなかった)。

行方不明となった舞ちゃんの父・賢一さんは事件当初から、”事件の犯人はKである”と確信していました。しかしながら事件は未解決のまま、発生から15年後の2006年7月24日に時効を迎えました。
警察、地域住民、家族をはじめとした関係者、多くの人々の懸命な努力もむなしく、事件は”終息”となってしまいました。しかし家族たちにとってみれば、まだ事件は終わっていません。今も尚、家族は舞ちゃんの帰りを待っています。

彼女は一体、今どこにいるのか―。

テンペワゾウスキ

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『自分が読んでつまらないものは、誰が読んでもつまらない』これをモットーに100%クオリティの記事をお届け。執筆傾向は主に、「もしも○○したらどうなる?」の疑問を解消する【どうなるシリーズ】、未解決事件などを徹底リサーチ&自身の視点で切り込んでいく【考察シリーズ】。そのほか面白いテーマを見つけては記事にしています。心霊現象は完全否定派(ここだけの話)なので、心霊系の記事についてはいまのところ執筆する予定はありません(2020年3月現在)。 記事にしてほしいテーマのリクエスト受付中。どんなテーマでもOKですのでお気軽にどうぞ。